2012年2月16日木曜日

おじいちゃんとの電話

今日は
フランキンセンスのアロマバスに入りました。

わたしは
アロマが大好きなのだけど
だんなさまは、匂いが苦手のようで
あまり堂々とは使えないのだけど
(本当は、アロマを部屋中に流していたい)

でも、自分なりにアロマ生活を楽しんでいます。

以前
お部屋が汚い中でせっせと
アロマを炊いていたら

全然意味ないや~~ん!と言われたことがありました。


まずは
お掃除をがんばれってことかしら。。


今日私の実家に
用事があってお電話しました。

すると母は留守で
わたしのおじいちゃんが出ました。


普段は、おじいちゃん、元気~?
変わりない~?
また電話するね~
で終わるのですが、
今日はちょっと聞いてみることにしました。


最近、思い出してたのです。
私の実家は
父が中学入学前日に家が火事になり、
全焼してるのです。


少し離れた町内から出火したのですが
風が強かったため
うちの町内のほぼ全部が火事にあい(そのうち半分は
全焼だったそうです)
小学校がすぐ近くだったので
小学校もほぼ全焼でした。


私はこの話を何度も何度も聞いていたけど、
「火事があった」ということだけで
中学入学前に家が全焼した父の気持ちとか
おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちまでに
想いをはせることはありませんでした。


でも、最近
話の流れで実家の火事があったことを
友人にメールしたとき

「すごく怖かったでしょうね」と返ってきて、、

そうか。。
すごくすごく怖かったんだろうな。。。。って
父やおじいちゃんやおばあちゃん、おじさんたちのことを考えました。


中学入学式前日に家が焼けてしまったから
父は、新しい上履きも焼けてしまったんだと何かの時聞きました。


電話で
おじいちゃんが生きているうちに
聞いてみようって思って
聞いてみました。


たまたま離れの長屋だけは残ったから
そこで生活したんだよ~とか
何が起こるか分からないから
火には気をつけなさいよ~と
短い会話でしたが
話をしました。


家が全焼したけど
本当にがんばってがんばって
また新しい家を建てて。。
すごくがんばって来れれたんだな~と思うと

自然と電話を切る時には

「おじいちゃんありがとう」って言っていました。


おばあちゃんは
この火事をきっかけに保険の会社で働くことと
なって、いっぱいがんばったそうです。


わたしは
父のこととか
一緒に住んでたときは
頼りないお父さん
短気なお父さんって
全然感謝もなくて尊敬なんて全然できてなかったのだけど

でも
父の生きてきた背景はすごくいろいろなことが
あったんだな。。

どんな人にも
こんな風にいろいろな背景があるんだ。。って想いました。


すごく短気で怒りっぽい人でも。。
でも何かすごく傷ついてそういう風にしか
自分を表現することができなくなっているかもしれない。。。とか。



だから今見えるその人の断片だけをみて
決め付けてしまってはいけないんだな。。。って強く思いました。



私は結婚式の両親への挨拶で
あんまり
感謝とかいうものがあまり分からなかったから。。
涙も出ずに淡々としていました。

でも
今結婚式で手紙を読めたら
いっぱい感謝の想いを伝えられるのに。。と思いました。


実際、なんでか
夢ではい!両親への手紙を読んでください!という場面が
出てきました。
読もうと思ったら目が覚めたのですが。。。



みんなみんな
生きてきた歴史の中でたくさん傷ついたこともありながら
がんばって生きていんだな。

昔の私は
正義感が強くて
悪いと思われることは
すごく責めるところがあった。

悪いことは責めていいんだと思っていた。


でもそうじゃないって
気づくことができて本当によかったな。

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