2012年4月16日月曜日

自分の闇も愛したい!

土曜日
明橋大二先生という心療内科の先生の講演会に行ってきました。

この方は「子育てハッピーアドバイス」という本を書かれた方で


この本はなんと400万部の大ベストセラーなんだそうです。

私もしゅうしゅうが
小さい頃、とても助けられました。

それで、こんな機会はない!と迷わず参加しました。

何かあったとき、
子どもたちを地域の方たちがみてくださるという
子育てサポートセンターに登録したのですが、
そこからお知らせを頂きました。

明橋先生は
今では、子育てのプロみたいに呼ばれておられるんですが
元々は
心療内科の先生で
そこに訪れる心の病を持った方たちが
小さい頃に、さまざまな傷をおったことによって
大人になってから、生きにくくなっているということが分かって来て、

それを予防するために
子育ての本を書かれたんだそうです。

この本の
そして先生の講演会のキーワードはただ一つ。。

「自己肯定感」です。

今の子育てでは
しつけや、早期教育などがとても重要になっているところがあるけれど

その前に一番育ててあげないと
いけないことは、

「自己肯定感」

自分は素晴らしい。生きている価値があるんだ。。と
自分を認める想い。。

しつけや勉強を身につけさせる前に
一番しないといけない土台はここなのだそうです。


今の日本では自己肯定感が育ちにくいのだそうです。。

~しなさい。
~してはいけない。などと、
褒めることよりも
欠けている点をクローズアップする。。

それでは自信は育たない。

たとえ、テストの点数が60点だったとしても
できなかった40点を責めるのではなく
できた6割を思いっきりほめてやる。。

そうすることで自己肯定感は育っていくのだそうです。


私は
まさに自己肯定感がとっても低いです。

それは
ず~~っと思ってきたことです。

でも、今自分は素晴らしいんだよっていうことを
自分に教え込んでる段階です。

私だけでなく、
誰だって素晴らしいんだと思います。

でも、
私たちの両親たちもそのまた両親たちも
とっても自己肯定感が低くて。。

子どもたちを褒めてあげるということができなかったんだと思います。


自分を大切にしてもいい!
っていう時代。。

今までにあったでしょうか。

一昔前までは
自分より、天皇、、お国が一番。。

またまたある時代では
身分の格差があり、
上に逆らったら殺される時代。。


いろんな歴史がある中で

「自分を大切にしていい」時代。。
なかなか
かなったと思う。


だから、私はすごく嬉しかった!


これからは
自分を大切にしていいんです。


他の誰かを一番にしなくてもいいんです!


どんな感情も
大切にしていいんです。

自分の中の
どろどろした感情も
見たくなかった部分も。。
隠したかった部分も。。

愛してあげていいんです。


自分のよいところだけを愛する生き方は
バランスが悪くて、
よいところが出てるときは
とてもハッピーだけど
わるいところが
出てきたときは
自分の存在を否定したくなる。。

私が、そうでした。
ジェットコースターみたいな激しい生き方。

それはとってもとっても
しんどくて、疲れます。


だから、自分のマイナス部分も認めてあげて
自分の闇も
隠してないで明るいところに出してあげて
じめじめを
ぽかぽかにしてあげたいな。


闇を愛してもいいんだ!って
私はこの講演会で思った。


サインをもらうとか、あんまり好きではないのだけど
せっかくの機会なので
この本で助けられたことのお礼を伝えたいと思って
列に並んだ。
だって、もう、お礼を直接伝えれることなんてこの先ないだろうと思ったから。


そして伝えました。
一言だけど。。。

でもとっても嬉しくて。。


こんな言葉を頂きました。

「子が宝なら母もまた宝」

その文字をみたら
なんか、鳥肌たっちゃいました。


今までは引き算の人生だったけど
これからは
足し算の人生で!

ありきたりな言葉だけど
できないところに目を向けるよりも
できるところに目を向けていきたいな。



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